【原因】
イヌセンコウ(穿孔)ヒゼンダニ(疥癬虫)の寄生により、アレルギー反応を起こして皮膚炎になります。ノミと同じようにイヌ同士の感染で起こります。このダニのメスは犬の皮膚にトンネルを作り、卵を産みつけることによりこう呼ばれます。
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センコウヒゼンダニ症(疥癬)
![センコウヒゼンダニ症(疥癬)発症例 センコウヒゼンダニ症(疥癬)発症例](http://dermatology-of-dog.sennan-ah.com/wp-content/uploads/2010/12/efe97e82f771c46dd600a8c54256b930-239x180.jpg)
センコウヒゼンダニ症(疥癬)発症例
【症状】
耳介辺縁、肘、踵が好発部位で、この部分を中心に脱毛し、激しい痒みを伴います。アトピー性皮膚炎と症状が似ているため、間違って診断、治療されている症例がしばしば見られます。
【治療】
ダニを退治する飲み薬や外用薬を使用します。人に一時的に感染することもありますので、注意が必要です。同居犬に症状が認められなくても、同時に治療を行わないといつまでも治らないことがあります。