【原因】
皮膚に細菌が感染しておこる病気です。顕微鏡で表皮に存在する菌を検出します。そのほとんどが、S.pseudinntermediusという名前の菌が原因菌となります。体質的に皮膚の抵抗力の弱った犬や、アトピー性皮膚炎に併発することが多いです。
【症状】
皮膚に赤い発疹ができ痒みを伴います。掻き壊した後には、かさぶたができます。猫に起こることはほとんどありません。
【治療】
抗生物質と抗菌シャンプーで治療します。感染を起こしている場所が深ければ深いほど治療が長引きます。最近、たくさんの抗生物質に抵抗性のある菌(薬剤耐性菌)が原因菌となっていることも多く、治りにくい皮膚病の一つとして注目されています。
![膿皮症(治療前) 膿皮症(治療前)](http://dermatology-of-dog.sennan-ah.com/wp-content/uploads/2010/09/d1ff4315f57f7c6baba1f1df1aa6163f1-2-240x320.jpg)
膿皮症(治療前)
![膿皮症(治療後) 膿皮症(治療後)](http://dermatology-of-dog.sennan-ah.com/wp-content/uploads/2010/08/780d234f10faa512dff85dad36b8cb011-240x320.jpg)
膿皮症(治療後)